令和5年8月18日（金）から4日間の日程で、臨時議会が開かれました。この度の7月の秋田豪雨被害に係る復旧等に関連する事業に関する補正予算についての承認が主なものでした。もちろん全会一致で可決されました。
補正予算額は、一般会計で27億8,336万2千円でした。
主な内訳のうち、災害復旧事業については、災害廃棄物処理に係る業務委託等の経費、農地の機能回復や生産施設等の復旧、漂着物の廃棄処分、農道・水路の補修等、復旧事業に要する費用、災害対策用排水ポンプ者の稼働に要する費用（増額分）、地すべり道路や法面の復旧の経費、学校施設・中央図書館の修繕を行う経費を計上しています。
災害復旧支援関連事業については、災害援護資金の貸付け、住宅の災害復旧工事の補助金（増額分）、災害救助法に基づく応急修理の実施経費と賃貸型応急住宅借上（民間アパートの借上）の経費の計上をしています。
今回の補正予算には、緊急性の高い修繕等の予算に係るものを専決処分（緊急性があり、市長の判断で議会を通さずに予算を執行するもののこと）が含まれており、小中学校等や公共施設の修繕などを行なっています。
私は厚生委員会に所属しており、市民生活部、福祉保健部、保健所などの予算関連について質疑しました。
災害ボランティアセンター設置・運営事業について、委託されている秋田市社会福祉協議会のスタッフが非常に頑張っておられるため、事業の進行管理を丸投げしないで相談しながら運営にも秋田市が積極的に関わっていっていただきたいというお願いをしました。また、事務費等で、県外から来ている長期滞在型のボランティア向けの洗濯機の貸出など、秋田市の特徴を出す独自の取組みを行うことを提案しお願いしました。
災害見舞金の給付に関しては、秋田市が定めた条例により金額が規定されていることから、物価高騰していることを鑑みてこれを機に条例を改定して給付金を増やすお考えはないか、と質問しましたが、他都市の状況を踏まえて考えていきたいというありきたりな回答でしたので残念でした。
会派全体として、様々な質問がありましたが、災害の復旧・復興計画をいつ頃までに作成するのか（もしくはそのような道筋を示すのか）ということが主でした。
＜最近の個人的ニュース＞
8月頭に保護司に任命されました。全くの未知な分野ですが、頑張りたいと思います。
閉会中（秋田市議会は、6月議会が終わってから9月議会までは閉会という扱いになります）は研修に行ったり、視察に行ったりするのですが、この度の秋田豪雨の対応があり、秋田市にずっとおります。時間があれば災害ボランティアに参加しています。皆様もいかがでしょうか。熱中症アラートが出ている日は午前中だけの活動になります。登録してから参加することになります。
秋田市災害ボランティアセンター （こちらから登録してください）
臨時議会の本会議を見に、若い友人が来てくれました。議場は独特の雰囲気があるので、大人の社会科見学にどうぞ！笑 また、0歳児の子どもを連れて友人（育休中のパパ）が、議員の会派控室に遊びに来てくれました。気軽に来ていただくのが最高に嬉しいです！こうして、議員や議会が身近になることは、私が意図したことでもありますので、お近くにいらした際にはお気軽にふらりと訪ねてきてください！
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